30代 男性
・氏名:(Kさん)
・居住地:(石川県)
・年代:(30代)
・性別:(男性)
・学習開始時期:(2023年8月頃)
・実習の履修:(有り)
社会福祉士を目指した理由
私は救護施設で、障がいや様々な生活課題を抱える方々を対象に支援をしています。仕事をしていて相談援助の専門的な知識を体系的に学びたいと感じるようになりました。また、将来は地域で暮らす障がいのある方や立場の弱い方のためにも活動をしたいと考え、社会福祉士を目指すことを決めました。
使用した参考書等
・社会福祉士の合格教科書(福祉教育カレッジ)
・社会福祉士国家試験過去問題集
・学習サポートシステムC-Learning
参考書は数冊に絞った方が混乱せずに勉強できると思います。
過去問題集は解説が分かりやすい物を選ぶことをおすすめします。
合格までの道のり
試験勉強は2023年8月から本格的に始めました。初めに過去問題集を2回分解いて、自分の苦手科目と実力を把握しました。そして苦手科目を中心に参考書に書かれたポイントをノートにまとめて、勉強していきました(私は書いて覚えるタイプと経験的に分かっていたので、ノートは必須でした)。
また、勉強の定着度を確認するため、月に1回は過去問題もしくは模擬試験を受けることにしました。結果として11月頃までは勉強をしている割には得点数が伸びず、このままではいけないと焦りを感じました。自分なりに上手くいかない要因を考えると、仕事や家庭で継続した勉強時間を確保できないため、折角勉強で記憶したことが時間の経過とともに曖昧になっていると判断しました。
そのため、勉強方法は単語帳の表面に過去問題や模擬試験で間違えた問題を書き、裏面に回答や簡単な解説を書いて、隙間時間に勉強をできるようにしました。その際に、間違えた問題は回答だけに注目するのでなく、他の選択肢も確認して芋づる式に効率よく勉強するようにしていました。
これから受験する人へ
“努力は報われる”と言われますが、試験は合格者と不合格者に分かれるのが現実です。努力は合格のために必要ですが、それは合格につながる適切なものでなければなりません。受験中は“自分の努力は合格のために適切なものになっているか”と定期的に振り返ることは大切と考えます。
特に、社会人は仕事や家庭で勉強時間が限られるので、自分に合った効率的な勉強をする必要があります。場合によっては、家族やパートナーの協力を得て、勉強時間の確保も重要となりますので、受験勉強の進捗状況や見通し等の情報共有はしておいた方が理解を得られやすいと考えます。他、具体的な勉強方法については苦手科目は勉強をしている割にはなかなか覚えられないことは往々にありますので、試験1ヶ月程前になるとある程度は割り切ることも必要になると思います。
また、得点を伸ばそうと考えるのであれば設問数が多い科目はしっかりと押さえる必要があります。
最後に、受験勉強は長期戦で時に気持ちがくじけることもあると思います。その際は、家族や友人、ニフィスの方々に相談をして力になってもらえば良いと思います。そして、何よりも社会福祉士を取得して、自分がどのようなキャリアを歩んでいきたいか、その具体的なイメージが受験勉強を合格までやり遂げる秘訣と考えています。応援しています。